お母さんという生き物
とにかく質問される
お母さんという生き物は、とにかく質問をされるものなのだと、なってから初めて知りました。予防接種に行けば子どもの出生時の体重から分娩時、分娩後の異常などなどを問診票に書き、先生やら保健師さんに母乳育児かミルク育児か混合か聞かれ、はたまたうんちやおしっこの回数、授乳回数も聞かれ。これだけでもやたら聞かれてばかりなのに、うちに帰ったら帰ったで夫や義母に聞かれるのです。
なんで⚪︎⚪︎なの?
なんで泣いてるの?に始まり、なんで寝ないの?寒いんじゃないの?細すぎるんじゃないの?なんで髪薄いの?何で泣き声が小さいの?なんで?こうしたほうがいいんじゃないの?のオンパレード。
知らんがなーーー!!!
と、心の中で叫びながら、テキトーに答えてました。
なんで泣いてるの?→おっぱいですよー(オムツのときもあったけど)
なんで寝ないの?→ま、そういう子なんですよ。寝たくなったら寝ますよ。
寒いんじゃないの?→じゃあ毛布足しますねー
などなど
今思えば、夫も同じ親なんだから同じ質問されたら答えろよっていうかお前が質問するなと思わなくもないですが、男親なんてそんなもんなんですかね。
こういった質問を私に対してしなかったのは実母だけでした。さすが職業柄色んな赤ん坊を見てきただけある。ちゃんと私ではなく、息子に直接聞いていました。「なんで泣いてるのかなー。お腹空いたかなー?おむつかなー?眠いかなー?」
ま、答えなんてないんですけど、そう言いながらおむつを確認して、抱っこでゆらゆらして、それでもダメならおっぱいとやれば大抵落ち着いたので、母の対応が自分も赤ちゃんも落ち着くいい方法なんだなと学びました。
寝ない
とは言え、息子は3カ月になるまで1時間以上は決して寝ない子でしたので、親は結構大変。義母からは、夫は別室で寝た方がいいんじゃないかとか、こんなに寝ない子は珍しいとか色々言われて、イライラ。実母にもここまで寝ない子は初めてだと言われ、息子はどこかおかしいんじゃないかとか、色々考えて、夜中息子に授乳しながらスマホで子どもの寝かしつけについてひたすら検索する日々。
どうして寝ないのかと私に聞いてくる周りの人間とは対照的に、ネットの人々は寛大でした。色んな対策法の提案、労い、どれも実は結ばなかったけど、他の人も同じ苦労をしているという事実に救われました。
そんな中で見つけて思わず購入した本がこちら。
- 作者: A・カスト・ツァーン H・モルゲンロート,古川まり
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/08/03
- メディア: 文庫
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読んだ感じだとある程度月齢の進んだ子向けのよで、結局1ヶ月未満の息子に合致する内容ではなかったのですが、これのおかげで4カ月以降の息子の生活習慣を作るのにとても役立ちました。
結局。。。
結局、全然寝なかった息子は、3ヶ月になる頃に突然指吸いを覚え、指を吸うことで落ち着くようになったのか、3時間ぶっ通しで寝るようになりました。まあ生後半年を過ぎた今でも連続して4時間寝ればいい方なので、寝ない子なのは変わらないですが、なんで寝ないの?と聞かれることはなくなり、私も数時間は寝られるようになったので大分楽になりました。
最近は夫にもあまり「どうして泣いてるの?」とは聞かれなくなり安息の日々が続いていますが、息子が喋るようになったらまた「なんで?」と聞かれる日々が来るのでしょう。
息子よ、いつでも来い!かーちゃんの心の準備(というかトレーニング)はできている!!!