腹時計が正確

腹時計が正確な子どもたちと読書にまつわる色々。

ワンオペがなくなりますように!

この2週間ほど、コロナウィルスと不倫の話でネットが大盛り上がり。最近ちらほら、不倫へのバッシングについて何故今回だけこんなに過熱しているのか?SNSのせい?みたいな記事が出始めたけど、筆者を見ると大抵、ワンオペ育児未経験者っぽいステータスの人で。やはり経験しないと分からない世界ってあるんだなと再確認。

 

ワンオペ経験者はみんな知っている。3歳くらいまでの子どものワンオペ育児は、子どもがいくら可愛くても好きでも、猛烈にしんどいのである。そして、たまに帰ってきた配偶者の役に立たなさ具合にがっかりするも、逆に向こうから文句言われちゃったりするからさらに絶望感が増す。

 

自分は子どもを産んでこんなにも生活が変わって、自分の時間なんてどう頑張ってもゼロにしかならないのに、配偶者は食後の子守(その間育児者は後片付け)とお風呂(子どもを洗うだけ。お風呂後の着替えや寝かしつけはしない)を手伝っただけで「自分の時間がない」とか言い出す。時間がないって、ちょっと減っただけじゃん!こっちはトイレも子どもと一緒に行ったり、お風呂も湯船に浸かるなんて滅多にないかあっても数分。

 

とかなんとか、自分の生活の変わり具合についていけないのに、そんなに生活変わってない配偶者が先にギブアップしていく状況に発狂しそうになりながらワンオペ育児をがんばった親御さんは少なくないはず。

 

そんな経験のある人はみんな、子どもの1番大変な時期、しかも双子(1人でも大変なのに同時に2人なんて想像を絶する)、更に年子(2歳差でもしんどいのに年子!尊敬と畏怖の念しかない!)をワンオペ育児しながら共働き(持ち帰りのない会社員ならいざ知らず、現場に行く前に完璧に台詞を覚えていないといけない仕事!想像を絶する!!)している配偶者を放って不倫!?しかも3年も!?しかも妊娠中から!?

 

ワンオペ育児経験者の逆鱗に触れる要素を超レアなロイヤルストレートフラッシュ揃えたの!?くらいの勢いでぜーんぶやっちゃってるからそりゃあ過熱するよって普通に思った。

 

しかも事務所の声明。苦しんでるって、3年も不倫しといて今更?いやいやいや、苦しんでるの杏ちゃんでしょ(杏ちゃんファンという贔屓目を差し引いても絶対そうだと思う)。

 

早く騒動が落ち着きますように。そして、男女問わず、職業問わず、ワンオペがなくなりますように。

 

いやね、ホント、ワンオペは身体的にも精神的にも相当しんどい。私も夫が家事育児をある程度負担してくれるようにならなかったら、夫の妹(これまた激務の旦那さん)と一緒に子育てしながら暮らさないか打診しちゃうところだったよ。(旅行に行ったとき2人で交互に子ども見たりゆっくりしたりでホント楽だったんだよなぁ。)

 

ワンオペがなくなりますように!

悪じい秘剣帖

表紙の絵とメインタイトルが堅苦しいが、サブタイトルの気の抜け具合こそがこのシリーズの本質。文章に若干の堅苦しさを残しつつも軽妙で鮮やかな文体なので読みやすい。最終的にジジ馬鹿に落ち着く流れも楽しい。

 

外孫(息子とその浮気相手の間にできた子)の存在を知った主人公の悪じい(本名は是非書籍でご確認を)。ひと目見て、孫娘の愛らしさに夢中になり、長屋で母ひとり、子ひとりで暮らす孫娘に何かあってはいけないと長屋に通うだけでなく移住までしてしまいには大小の事件を解決する奮闘っぷり描いた時代小説。

 

こんな風に強くてお金も多少出してくれて子守もしてくれるじーちゃんいたら大事にする!と思うのは普段ワンオペだからだろうか。息子の浮気相手の女性もそもそも男を頼るつもりもなくしっかりしていて高感度が高いが、彼女と悪じいの関係が本当にお互い立ち入らず、でも可愛い娘、可愛い孫娘のためには協力する様子が心地いい。

 

最終巻があっという間に幕切れでびっくりするのだが、つい最近「悪じい慈剣帖」として続編が出てホッとした。

 

サラッと読めるので忙しくても割と読みやすい。

 

https://www.amazon.co.jp/じいじだよ-わるじい秘剣帖-双葉文庫-風野-真知雄/dp/4575667226/ref=nodl_

お母さんという生き物

とにかく質問される

お母さんという生き物は、とにかく質問をされるものなのだと、なってから初めて知りました。

予防接種に行けば子どもの出生時の体重から分娩時、分娩後の異常などなどを問診票に書き、先生やら保健師さんに母乳育児かミルク育児か混合か聞かれ、はたまたうんちやおしっこの回数、授乳回数も聞かれ。これだけでもやたら聞かれてばかりなのに、うちに帰ったら帰ったで夫や義母に聞かれるのです。

なんで⚪︎⚪︎なの?

なんで泣いてるの?に始まり、なんで寝ないの?寒いんじゃないの?細すぎるんじゃないの?なんで髪薄いの?何で泣き声が小さいの?なんで?こうしたほうがいいんじゃないの?のオンパレード。

知らんがなーーー!!!

と、心の中で叫びながら、テキトーに答えてました。

なんで泣いてるの?→おっぱいですよー(オムツのときもあったけど)
なんで寝ないの?→ま、そういう子なんですよ。寝たくなったら寝ますよ。
寒いんじゃないの?→じゃあ毛布足しますねー
などなど

今思えば、夫も同じ親なんだから同じ質問されたら答えろよっていうかお前が質問するなと思わなくもないですが、男親なんてそんなもんなんですかね。

こういった質問を私に対してしなかったのは実母だけでした。さすが職業柄色んな赤ん坊を見てきただけある。ちゃんと私ではなく、息子に直接聞いていました。「なんで泣いてるのかなー。お腹空いたかなー?おむつかなー?眠いかなー?」

ま、答えなんてないんですけど、そう言いながらおむつを確認して、抱っこでゆらゆらして、それでもダメならおっぱいとやれば大抵落ち着いたので、母の対応が自分も赤ちゃんも落ち着くいい方法なんだなと学びました。

寝ない

とは言え、息子は3カ月になるまで1時間以上は決して寝ない子でしたので、親は結構大変。義母からは、夫は別室で寝た方がいいんじゃないかとか、こんなに寝ない子は珍しいとか色々言われて、イライラ。実母にもここまで寝ない子は初めてだと言われ、息子はどこかおかしいんじゃないかとか、色々考えて、夜中息子に授乳しながらスマホで子どもの寝かしつけについてひたすら検索する日々。

どうして寝ないのかと私に聞いてくる周りの人間とは対照的に、ネットの人々は寛大でした。色んな対策法の提案、労い、どれも実は結ばなかったけど、他の人も同じ苦労をしているという事実に救われました。

そんな中で見つけて思わず購入した本がこちら。

赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣 (PHP文庫)

赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣 (PHP文庫)


読んだ感じだとある程度月齢の進んだ子向けのよで、結局1ヶ月未満の息子に合致する内容ではなかったのですが、これのおかげで4カ月以降の息子の生活習慣を作るのにとても役立ちました。

結局。。。

結局、全然寝なかった息子は、3ヶ月になる頃に突然指吸いを覚え、指を吸うことで落ち着くようになったのか、3時間ぶっ通しで寝るようになりました。まあ生後半年を過ぎた今でも連続して4時間寝ればいい方なので、寝ない子なのは変わらないですが、なんで寝ないの?と聞かれることはなくなり、私も数時間は寝られるようになったので大分楽になりました。

最近は夫にもあまり「どうして泣いてるの?」とは聞かれなくなり安息の日々が続いていますが、息子が喋るようになったらまた「なんで?」と聞かれる日々が来るのでしょう。

息子よ、いつでも来い!かーちゃんの心の準備(というかトレーニング)はできている!!!

里帰りはせぬ!

育児の忘備録、の前に妊娠前後のことについてざざっと。

28歳で結婚し、「最初の1年は2人っきりで」とか悠長なことを言っていた私たち夫婦。結婚1年目は旦那が忙しくて子作りどころでなく、2年目は私の仕事が忙しくてそれどころでなく。別にセックスレスでは無かったけど、新婚とは思えない位回数は少なかったです。
そのまま忙しくしているうちに三十路に!
やばい、これはやばいですぜ親分!

というわけで、まずはお互いに不妊なのかそうでないのかをはっきりさせようと夫に提案してみました。

夫「えー(嫌そう)?まあ、しばらくしてできなければね」

もう「しばらく」の期間はとっくに過ぎております、殿。
と思いつつ、とりあえず私だけでも確認しようと産婦人科へ。

えらい早口の先生が

「はい、はいはい!検査結果待ちの項目はあるけどあなたに特に問題ないです。基礎体温はつけてる?つけてない。じゃあつけて半年たっても妊娠しなかったら考えましょう!」

と結論付けてくれたので、そこから半年ほど基礎体温をつけ続けました。

その間使ったのがこれ↓

ルナルナマタニティ

http://lnln-maternity.mopita.com

有料ですが普通のルナルナより精度が高い気がします。

実際これを使って半年後、オススメとされる日に避妊せずにいたしてみたところ、すぐに妊娠しました。

ちなみに、旦那は私が検査した半年後にようやく検査に行き、元気な精子の数が少ないことが判明。えらい意気消沈していました。

私は産婦人科不妊の原因が男性にあるケースが50%近くあると聞いていたので、二分の一だからしゃーない、と思っていました。

そんなこんなありつつ、妊娠まで時間がかかりそうだなーと思いつつ、基礎体温のタイミングに合わせたらその月にあっさり妊娠。


科学ってすごい!!!


妊娠が分かってからは、え、どこで生む!?家買うの!?やめて!!ていうか、仕事忙しくて妊婦なのに深夜帰りなんですけど!?な日々の中、里帰りはせぬ!!と決意。

単純に、実家に帰っても両親は働いていて日中県内にすらいないし病院も遠いので里帰りする利点がなかったのでそういうことに。

出産までは自分たちで乗り切り、出産後は旦那のお母さんがしばらく泊まり込んで助けてくれることに。

(これに関しては、また色々と別のエントリーで書いていきたいと思います。)

妊娠中、あれだけ体に鞭打ったにも関わらず、妊婦健診では全く問題ないまま出産にこぎつけることができました。

でもさすがに健診まで2週間から1月空くので心配過ぎて、心音を聴く機械を買いました。

朝晩、これで子どもの生存確認してました。気休め程度にオススメです。

世の中便利なものがあるもんです。

・・・里帰りはせぬ!!というより、拙者はこのようにして妊娠したのである!的な内容になってしまいました。。。

お許しをー。

はじめました

齢32にしてついに出産。現在育休中で暇・・・いやいや、色々思うことがあるので、忘れないようメモしたい&誰かの役に立てば、一部の人から大迷惑と言われる育休をとっていることの免罪符になるのではと思い、ブログを始めることにしました。むしろ愚痴の吐き出し口だったりして。。。

主に育児やら妊娠中の思い起こしやら、思いつくままに書いて行こうかと思います。嫁姑、夫婦の軋轢やらもぶちまけちまえー!!と思っています。